雨漏りと火災保険
福岡県は連日大雨で避難勧告も出され警戒レベル5になってます。本日、「雨漏りは火災保険の補償対象になるの?」との問い合わせがありました。雨漏りが火災保険で請求できるか否かは、ご加入の火災保険と、その原因によります。先ずは、ご加入の火災保険に「風災・雪災・雹災(ひょうさい)」が補償内容に含まれているかをご確認ください。(補償内容が「火災・落雷・破裂・爆発のみ」の場合もありますので。)補償内容に含まれていたとしても、雨漏りの原因が経年劣化(老朽化)だと火災保険の補償対象にはなりません。あくまでも、自然災害(台風 大雪 大きな雹が降ったなど)によって建物が損傷し、それが原因で雨漏りが発生したことが認められた場合に、補償の対象になります。
火災保険まめ知識
火災保険のご加入時に、家の近くに川や池などがないことを理由に 水災被害の補償を付けない方がいらっしゃいます。水災をつけないと保険料が安くなるメリットがあります。が、少し考えてください。家の周りに山や崖はありませんか?大雨による土砂災害も、水災になります。水災を不担保にされると、がけ崩れなどで家が損壊しても補償されません。近年大雨による被害が多発していますので、ご加入時にはハザードマップ等も参考にして検討しましょう。